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人工知能が広告を自動生成する仕組みとは【広告業界の仕事は奪われるのか】

広告業界でAI(人工知能)の活用が広がっている。ネットユーザーにとって「邪魔」に感じる広告を「有益情報」に変えることはできるのか。

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広告は消費者に商品やサービスを買わせるための営業行為である。しかし消費者は、「買ってください」「買ったほうがいいですよ」としつこくいわれても買わない。そして消費者はいつしか広告が嫌いになった。

そのため広告主や広告代理店は、「買ってください」と連呼する広告をしなくなった。消費者の感性に訴えかけることを心がけるようになった。さらに消費者の広告嫌いを緩和するため、広告に有益情報を盛り込んでコンテンツにするようにした。

人の心に訴える広告をつくることも、コンテンツふう広告を製作することも、極めて人間らしい仕事であると考えられている。ところがいま、広告業界にもAI(人工知能)が浸透しつつあるのだ。

AIが消費者の気持ちを汲み取り、適切な広告を的確なタイミングで消費者にみせることができる。さらに広告をつくるAIも現れた。AIがPR戦略を打ち立てて、キャッチコピーをつくり、レイアウトを構成し、試作品を1,000作品つくり、すべてをAI自体が審査して20作品を選ぶのだ。

これは未来の話ではなく、すでに多くの消費者がみている広告の裏側で起きていることである。

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